2013-07-16

日記嫌いだった僕が安定して書けるようになった環境のはなし。

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

今、ネットでライフログのことを調べてみようとすればそれはたくさんの情報がヒットすることでしょう。そして、それらの多くが「日記」を書いて記録しておくことを勧めています。

しかしながら僕の人生においては、日記をつけていたことなど子供の頃から全くなかったので最初はとてつもなく高い抵抗感しかなかったのですが、なんだかんだで続いています。今日はそんな話を少しばかり。

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photo credit: Silvia Viñuales via photopin cc

なぜ、今まで日記が書けなかったのか。

 

最初に書いた通り、これまで日記と全く縁のなかった僕なのですがまずは「何故書かなかったのか」を整理してみましよう。一番最初に思いつくのは間違いなく「面倒くさいじゃない。」これです。とにかくその日を振り返って一日あったことを整理して書き出す、なんてとても面倒なことにしか思えなかったのです。

ましてそんなに波風のある人生じゃありませんから書いたところで水族館にいるダイオウグソクムシの一日みたいな静謐しか無い可能性だって大きいわけです。一週間も書く事がなくて白いページが続けばきっとやる気を失うこと請け合いです。

そして次に思い浮かぶのが「日記帳を忘れる。」まあ、このあたりは普通に予想できます。なまじ「これに書く!」と決めてかかるでしょうから、その日記帳が見当たらないとその先、前に進まなくなります。

これはA型人間の特徴っぽくもあるようなのですが何事も順番通りにいかないと面白くないんですね。何かに書いておいて後から写せばよいようなものなのですが、そこはそれ。先に書いた「面倒でしょ、それ。」が発動するのでやはり長続きしにくいポイントになるのです。

最後に「毎日続かないと意味が無い」と思ってしまうどこからか不明な圧力みたいなものがあります。日記ですから毎日書くもの。当たり前の話ですけど、この大前提が僕の個人的なハードルを高くしていた気がします。

例えば忙しい日もたまにはあるでしょう。体調を崩して寝込んでしまう日があるかもしれません。そういった小さなきっかけで「穴」が開いてしまうとそこから崩れてしまう感覚、とでもいうのでしょうか。そんな事が気になって書かずに生きてきたのです。

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photo credit: thetrapezium via photopin cc

では、なぜ書こうと思ったのか。

 

そんな僕がなぜ日記を書こうと思ったのか。それは「ライフログ」をとることの楽しさが「Evernote」を使いだしてから理解できるようになったからです。みんな大好きEvernote、ですね。

最初は何に使っていいのかよくわからなかったのですけど、買ったもの、ネットで見つけた面白い写真、あとから参考にしそうなブログの記事。そういったものが少しずつ貯まっていって、ある程度の厚みになると、後から読むのが楽しくなるのですね。

こうして残した記録を振り返ってみるのが面白い。しかもそれを作るのに手間がかからない。webクリップなどは本当に1クリックでできて保存することができます。たくさん貯めても簡単に検索できますから紙の書類と違って目的の書類が簡単に見つかる。これは本当に便利です。

ですから、それに新たなコンテンツとして「その日考えた自分の思考」というのを加えてみたくなったのです。今すぐ楽しくなることではないのですけど、Evernoteにあるたくさんのスクラップ記事と同じようにきっとあとから面白いことになるであろうことを学習したわけです。そうなってくると頭のメカニズムが「終わりの無い面倒な作業の繰り返し」ではなくて「将来に渡って増え続ける楽しいコンテンツの作成」にスイッチすることになります。

幸い、今の僕達にはそれを充分簡単に続けることができる環境があります。Evernoteもそうですけど、自宅にはMacなりPCなりがあるでしょうし、最近はiPhoneを始めとしたスマホだって普及しているのですから、それらを使ってどんどん記録を残していけばいいのです。
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photo credit: Paul Watson via photopin cc

実際、こんな環境で日記を書いています。

もちろん、この手の話題は先駆者の方々が多いテーマですから、いろいろなカタチで合理的な方法があるのかもしれないですけど今のところ僕が使っていてしっくりきている環境は「EverGear」で日記のひな形を作っておいて毎日、気がついたことをiPhoneから入力するようにしています。参考にさせて頂いたのは、ばんか(@bamka_t)さんの書いていたこの記事から。

 

「EverGear」を愛用する5+1つの理由。iPhoneからEvernoteへのメモはコレ一本。 | あなたのスイッチを押すブログ

 

 

EverGear – Evernote投稿ツール 2.0.4(¥350)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Lakesoft – Hiroshi Hashiguchi(サイズ: 7.4 MB)
全てのバージョンの評価: (68件の評価)

この記事を見て、「普段の仕事のメモと日記がこれ一個で快適にできるなあ。」と思ったのがきっかけです。あと、FastEverに比べて像のアイコンが怖くないから1画面目に置いてもデザイン的に許せる、とも思いましたがw。起動が快適、テンプレートが使えるので予め書きたいことが決まっていれば当てはめていくだけで毎日使い回しが効きます。

日記のスタイルも四行日記のものをベースにして個人的に記録をとっている案件などを追加しています。この四行日記も長続きのポイントですね。始めから長い文章を書く事を意識しない方がストレスなく続けることができると思います。書き方は公式があったのでそちらを以前に読んで学習しました。

 

『4行日記』オフィシャルブログ


それにリマインダーを絡めてタイマーを組んでしまえば毎日決まった時間に勝手にアプリが起動しますから、嫌でも目に入ります。個人的には「Due」というアプリに設定をいれておいて完了するまでは毎分アラームが鳴るようにセットしました。(要bookmarkletの設定。)最初はうるさいなあ、くらいに思うのですが慣れてくるとアラームが少ない回数で止められるように行動するようになるのですから不思議です。

 

Due 〜 リマインダー、タイマー、アラーム 1.9.4(¥450)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Phocus LLP – Phocus LLP(サイズ: 22.7 MB)
全てのバージョンの評価: (283件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

 

といったことで、気がつけば毎日の更新もとりあえず100日を超えてとりあえず安定軌道に乗ったのではないかと思っているところです。既に過去の日記を読んでは「こんな事まで書いてんだあ。我ながら小さいなあ。」と苦笑いしていますけど。

とまあ、今日のところはこのくらいで。お読み頂きましてありがとうございました。

 

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Scriptaはブロネクを視聴中で〜す。

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