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SPEC 結(クローズ) 両方みてきて感じたこと。ちょい辛。

ようこそ。Avenir.infをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。
先日公開された映画のSPEC、漸ノ編と爻ノ編の両方を観てきました。以前に放送されていた前身となるドラマ、ケイゾクから観ていますので足掛け14年くらいになるのですね。そういった意味で集大成になっているのかと思い足を運んだわけですが…。(ネタバレになると思います。個人的には???でした。そんな感想ですが良ければ。)

SPEC kou

人間の脳に秘められた可能性、っていう設定

人間の脳は通常10%ほどしか使われていません。残り90%はなぜ存在し、どんな能力が秘められているのかまだ分かっていないんです。

ドラマ編の最初あたりで主人公の当麻が言う台詞なのですが、この一連のストーリーのなかではとても印象に残る言葉です。その後はじまる、普通の人間には備わっていない特殊な能力を持つ人間=スペックホルダーとの戦いというのがシリーズ全般を通して描かれています。ですからここまでは能力を持たない普通の人間が組織する警察側と、様々な能力を持つことにより危険視されてきたスペックホルダー側がお互いの存在を確立させるために暗躍してきたわけです。

当麻紗綾はスペックの能力を備える頭脳明晰な空気の読めない警察官、瀬文焚流は超人的な精神力とSITで培った肉体能力を持った朴念仁。この二人を中心に数々のSPEC関連の事件を乗り越えてきてこの最終章までたどりついた、ということになるのですが、この一つ前の作品であるSPEC 天 の最後に出てきた向井理演じるセカイ、というキャラクターが出てきたあたりからしっくりこないんですよね。

この最後の段階になって新たに黒幕が現れて先人類の末裔、とか言われても正直感情移入しにくかったんです。ここまでは当麻の弟でありスペックホルダー側のリーダー的存在だったニノマエとの憎悪であったり死闘であったりで話がしっかりと繋がっていたのでグイグイと引き寄せられるように観てきたのですが、ここにきて世界の終焉であるとか人類の絶滅だとかの話になってくると一気に大風呂敷を広げたなあ、といった感じになってしまうんです。

人間の能力を超えた超能力者との対峙っていうテーマで、ド派手な演出などなくても当麻の頭脳戦と瀬文のど根性で、なんとかして犯罪を犯したヤツは逮捕してやる!みたいなストーリーを期待していた自分に気がついたわけです。そういった意味ではケイゾクの最終回はよくできていたなあ、と懐かしんでしまいました。(ただしBeautiful dreamerは別かなw。)

世界規模なストーリーなら。

セカイたちの企みにより世界は核戦争により滅ぶことに。最終話らしく大きなスケールの話にもってきた感はあるのですが、その舞台になるのがほぼ味気ない鉄塔の上のシーンだけ、っていうのも少々物足りなかったでしょうか。

全体を通しても地下施設、病院、円卓の会議室と割と狭い空間での構図が多かったようです。シリーズを通して東京の空撮映像が多かったこともあって、爻ノ編はとても閉鎖的な印象に感じてしまいました。(それをがあるから最後の空のシーンがキレイに感じられる、という見方もあるのかなあ。)

ともあれ世界中が壊れゆく、っていう演出がちゃんとあってもよかったんじゃないかな、と思いました。終盤の火の海で都市が壊れていく見せ方もわかるのですがどうしても僕のなかでは東京規模で終わっているんです。東京の街が壊滅的に壊れてしまって再起不能です、止まりなんです。地球にヒビが入るシーンもあるにはあったかと記憶してますけどなんか違うんですよね。

最後まで出て欲しかったひとも。

公安零課、秘密警察の中の秘密警察。アグレッサー。ドラマ編から映画版まで長く因縁のあった警察組織内の非合法活動が可能な集団。その最高指揮官として死んでも死んでも現れる津田助広。椎名桔平演じるこの男が個人的には大好きでして、劇場版 天 でパブリックドメインの本体である本家津田助広が死んでしまったことはわかってはいるのですが、どこかで絡んで欲しかったです。

長く当麻達と対立しつつも最後は共闘関係になり、それでいてわりとあっさりと爆死されてしまったのでまだ、もう一回くらい生き返るんじゃないかと期待していた部分もあったのですがどうやらそのままだったようで。

ああいうしたたかな男にはどこかでひょっこりと姿を現して何か展開を一遍させるようなシーンを期待していたんですけどねえ。そんなことなかったですか?

とまあ、映画を見たあとすぐに書いたら多分辛い書き方になると思って時間を少しおいてから書いてみたのですが辛いものは辛いですねw。当然僕自身の個人的な感想ですし、ファンサイトでの深い考察まで読んでいるわけではありません。ですからお前は理解できていない、っていうこともあるんだと思います。

それでもケイゾクメンバーのその後がわかったり、最後の最後であの人の名前が出てきたりと、ケイゾク➡SPECの流れは収束したんだな、ということははっきりとしたので個人的にはしっくりと収まりました。

これってまだスピンオフとか期待してもいいんでしょうかねえw。
よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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