2014-08-29

ほとんど絵を描かなかった僕が、ラクガキの楽しさを感じるまでの経緯のこと。

自分に合った道具っていうのは意外に自分では気がついていなかったりしますね。そんなことに気がつきました。

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

実は僕が最近、たまーにTwitterに誰かの似顔絵を描いてTLに流している時があるんです。面白そうなモノを見ると描いてみたくなっから描く訳で、そこそこ仕上がるとこのまま捨て置くのもなんだな、と思ってiPhoneでペチっと撮影したものを流しているんですけど、そのあとちょいちょい触っているうちに、「それなり」になることがあるんです。(あくまで僕なりにです。世の中にはなんぼでも上手い人がいますからねw。)それはどうしようかなあ、と思っていたんですけど、僕はブログをやっているんですから素直に上げればいいやん、ということに少し前に気がつきました。(遅いだろ。)
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photo credit: DanAllison via photopin cc

ラクガキへの目覚め

そもそも、なんでこんなことを始めたのかというと話は半年ほど遡ります。本当にたまたまTwitterに流れていた「ハッピーラクガキライフ」というタイトルのエントリーを読んだことから始まったことなんです。きっかけはブロネク(brogger nesxt door)というネットの動画配信をよく観ていて、講師のタムカイさん@tamkaiをフォローしていたからなんですけど、なんでか単純に「面白そうだから行きたいな。」と思えたんです。ですが、わずか一回のセミナーで人間どのくらい変われるかなんてわかりませんし、正直難しいんじゃないかと考えている僕もいて、三日坊主になりそうな気もしていたんです。
ハッピーラクガキライフ|人生をたのしくするラクガキ力講座
そのあたりの僕の神経の捻くれっぷりは半端ないですから、自分がセミナーに参加することで満足して終わりにするんじゃないかという「諦め型」の僕と、興味持ったんならそれなりに行くとこまで行けよな、という「放任型」の僕がいたりしました。いろいろ考えたんですけど、参加させて頂いてイベント自体はもの凄く楽しかったわけです。んでもって、そこで終わらないようにしばし自宅で基礎練習をひたすら反復することにしました。僕の中ではそのあたりが妥協点になったようです。

点は線に、線は面に。

しばらくはひたすら直線を引くのと円を描くことだけやってました。ひたすら生産ラインのロボットになったかのように毎日30分くらいグルグル丸を描いているのもなかなかにシュールな感じはしたのですが、随分と長い時間まとまった時間に画用紙と向き合うような生活を送っていませんからね。なんだか新鮮でした。精神統一に近い効果もきっとあると思いますw。

毎晩、線を引く生活をしばらくしたあとボールペンで絵を描き始めたんですけど、これがうまくいかないんですね。やっぱり。「あー、ダメなのかなあ。」とも思ったのですけど、よくよく考えてみると「描きたいものに対する情報量」がまだ足りていないんじゃないかと。知らないものは描いて表現できませんからね。ということで鉛筆に持ち替えてまずは模写することから始めてみようかと思ったわけです。たぶんですけど、ここで鉛筆書きを選んだのがコツコツと続いているターニングポイントだった気がします。

鉛筆はいいです。失敗してもやり直しが効きます。何度でも効きます。納得いくまで描けるので時間さえ気にしなければずっと描いていられます。こんなの当たり前のことなんですけど大人になってずっとボールペンしか持ってませんでしたからね。改めて素晴らしいツールであることを再認識しましたよ。

面が集まり、形をつくる。

そうして線を足したり引いたりしているうちに、だんだんと目標まで近づいている感覚が楽しくなってきました。それははっきりと「描けている」ことに対する楽しさではないかと思います。僕の場合は最初に一枚、しっかりと描けた時に「やればそれなりにできるもんだなあ。」と素直に感じました。次に何を描こうかと考えていました。時間はかかりましたけど満足しましたね。確かに世の中には才能とか向き不向きとかはあるんでしょう。

、そういうものを抜きにしても地道に線を引いていれば、やがて多くの線が面に、そして形になって応えてくれます。ですから、描くことというのは仕上がりに対しての満足は当然なのですが、そのプロセスを楽しむことも大事なことなんじゃないかと。実際にしばらくやってみて、身をもって知ることができました。
なんだか難しい書き方になってしまいましたが、簡単に言っちゃうと「楽しいと思って夢中になることができたら、結果はしっかりと返ってくるよ。」っていうだけのハナシなんですけどね。
GANTZ nishi
ちなみに僕がちゃんと模写で描ききったのはたぶんこれが最初。映画「GANTZ」の西丈一郎役を演じていた本郷奏多さんの写真から絵をおこしてみました。それなりですけど、僕のなかでは「楽しいこと始まるな。」と思えた今年の春のことでございました。
これからもラクガキ関係書いていきそうですので、よろしければお付き合いくださいね。

といったことで今日はこのくらいで。
よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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