2016-01-10

Macのトラブル。「その他」ファイルが減らないので思い切って…。

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

僕もまあ、利用歴だけは長いMacユーザーの端くれの一人ではあるので、それなりにいろいろな不具合と格闘してきましたけど今回は早々に気持ちが折れてしまいました。っていうだけのハナシなんですが、もしもヒマだったら読んでいって頂ければ。
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photo credit: Question Mark via photopin (license)
そもそも思い起こせばきっかけになったのはほんの数ヶ月前のことだったんです。普段使っているMacbook Airのストレージ空き容量がなーぜか異様に減っていて「おや?」と不思議に感じていたんですね。その時は何かのデータを取り込んだこと自体を忘れているんだろうな、程度にしか考えていなかったんですけど、あとから本腰を据えてデータ探しにかかってみると不思議と何も見つからないんですよ。ただ、これが多くの人が頭をかかえると聞く「その他ファイル」の容量が異常に大きい不具合だっていうことはすぐにわかったんですが…。

とはいえ、この手の「今すぐ対処しなきゃダメ」じゃない問題ってすぐにやるのが苦手で、何かの拍子で良くなったりしないかと何の裏付けもない期待だけしてジリジリと先延ばしにしていてみたものの、当然解決するわけでもないんですよね。もともと大容量のデータを溜め込む習慣はなかったんですけど、最近になってiTunesに保存している音楽データをハイレゾ化していた関係もあって少しでも空き容量は確保したかったので、一通りの対処はやってみました。

iPhoneのバックアップデータの見直し

iPhoneの使用歴が長い人ほど、iTunesの中に過去のバックアップが残っていてそれが結構なデータサイズになっていることがあるみたいです。必要ないものを削除することで容量が空く場合があるようなので一応確認してみましてけど、特におかしなことはなかったです。(もしも消すときには充分に確認してから削除することですね。バックアップですから。)

Finderから特に大きなデータがないかをチェックする

自分が記憶しているのとは違う場所に大きなデータが保存されている場合があるようですので、Finderからサイズでソートをかけて(マイファイル→歯車アイコン→並び順序→サイズ、の順に操作すれば表示が切り替わります。)変な大きさのファイルが収納されていないかの確認をするけどこれまた異常なし。

ディスクユーティリティの検証をやってみる。

念のためですけど、こういうよくわからない系の不具合の時の定番でアクセス権の検証と修復を実施してみましたが「特に問題ありません」表示。こちとら問題があるからやっているんですけどねえ。

有能とされているソフトを使ってみる。

普段からお世話になっている定番のメンテナンスアプリ「Onyx」を使ってクリーニングを実行。多少は効果があったものの、全体のごく一部だけ消去できただけで、焼け石に水状態。他にいくつか似たようなアプリを投入してみたものの改善はなし。
OnyX 使い方:「OS X El Capitan」で削除された「アクセス権の修復」を実行する方法

この段階でこの先に進むにはデータの問題か、ストレージの問題なのかの切り分けになるはずなんですけど、一回リストアして初期化しないと先に進めないんじゃないかと思うんですね。で、バックアップをとりたいところではあるんですけど、それをやるとなんだかわからん謎のデータも一緒に保存されて帰ってくるだけの可能性が高いと。こうなるわけです。(Time machineの動作もなんだか重たくてよくわからないバックアップをとっている始末ですし…。)

ここから先はギャンブルになるので…

しかも僕のMacbook Airは4年近く使っていますからリストアがうまくできない可能性だって低くありません。うかつに初期化するとひじょーに面倒なことになりそうですのでそのあたりを最寄りのApple storeに出向いて確認すると案の定、「バックアップをお取り頂いた状態でお持ち頂ければレジストリ内の検証を行って問題箇所の確認と、初期化をかけて改善ができるかどうかの判断をさせて頂くことはできます。」という、なんとも言えないお答えを頂くことに。

実にハイリスクハイリターンなわけです。いや、この場合ハイリスクしかないですねえ。たとえリストアが無事に成功したとしてもバックアップデータは恐らく使えないですし、戻したところで現状を維持できている保証はないです。
そしてリストアができなかった場合は問答無用でMac自体が再起不能になる可能性があります。あとは何を交換することになるかはわかりませんが結構な良いお値段での修理をすることになるんでしょう。

他にもいくつか疑問点があったので確認をしていった結果、僕が選んだのは…。

「そこの新しいMacbook、それください。そこに安全なデータだけ選んで移してあとの怪しいのは全部破棄します。」

どのみち結構な年数使ってきたんで潮時だとも思ってはいたんです。値段かけてまで直すマシンでもないですし、完全に事故ってから後悔するのもつまらないです。ちなみにジーニアスバーの方のお話ですと、僕が使っているくらいの年代のMacだとまれに起きる症状らしいです…。とはいえ最近のMacはこういったトラブルは少なくなってきているようですので、今のものはハードウェアの点では安心して使っていただけるそうですよ。

心の中で薄々覚悟はしていたので変なリスク抱えて修理するよりは新しいMacを一台新調して、そこに必要なデータだけ選んで移行したほうが安全なんですよね。それができた段階で今使っているMacは初期化をかけてうまくいったら売却すればいいだけのハナシなんです。

まあ、今使っているMacも手放せばそれなりの金額になるでしょうし。4年も使えば元も取れたかなあ、というのものありますのでいい機会になったかと思います。
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この記事も新しいMacで書いていますがなかなかに良いですね。もちろん、いいことばかりでもないのですけどそれはまたおいおい対処していこうかと。

よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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