2016-11-26

AppleWatch購入。2ヶ月使って気がついたこと。

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

9月末に成り行きで買ってみたAppleWatch。なんだかんだで2ヶ月ちょっと使ってみました。買うまでは「あんなの何に使うの?」というかなり穿った視点で見ていた代物でしたけど、日常として使ってみてよかったところとそうでもないところがあるので、ちょっとだけ書いてみようと思いますね。

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photo credit: acotie #apple #applewatch #watch via photopin (license)

電池の持ちについて。

「電池の持ちは一日持つけど二日は厳しい」というのが大体の下馬評で、他社のスマートウオッチに比べてお世辞にも良いとは思えない数値なのが実際のところ。正直僕も買うまでは「毎日充電必要とかマジで面倒でしかないありえない何考えているのApple~。」と思っていましたけど、日常生活で使っていて、バッテリーが無くなったことが一度もないんです。

激しく使った日になんか日中で残量が少なくなって不安になったり、ここ一番で使いたいシーンで電池切れを起こしてくれれば「ああ、やっぱり使いにくいんだ。っていうか使えないデバイスだなあ。これなら腕時計の方がずっと有能ですね。役に立たないので今は猫の前足に装着して行動範囲を観察するGPSがわりに使っています。」とかディスった記事で一本いけると踏んでいたんですけど、そんな予想を良い方向で裏切られる結果でございました。

朝起きてiPhoneを持ち出すタイミングと同時にAppleWatchを装着して、夜寝る前に充電して休む。結果、iPhoneと同じ感覚で充電して使用する分には全く問題はないようです。ちょっとつまらない。

アクティビティについて。

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photo credit: danielfoster437 Running on a Track via photopin (license)

AppleWatchを活動量計がわりに使えるのがこのアクティビティ。事前にはあまり興味のない要素ではあったんですけど、実際に使ってみるとこれはよくできているなあ、と思います。

僕の場合、日常で歩いた距離を測って消費カロリーを集計しているんですが、目標値を達成するまでその日が終わった感じがしないのと、結果はレポート形式でiPhone側に保存されるのでなんとなくサボりにくい。ということもあって、必要以上に徘徊する時間が増えておりましてAppleWatchに歩かされている感じがするくらいです。

いっそ攻殻機動隊のタチコマのようにAppleWachが一人で歩いて、どこぞで目標を達成したら帰ってくるくらいに進化してくれれば僕は家でゆっくり寝ていられるのですが、この進化にはまだちょっと時間がかかりそうですし、タチコマはちょっと個人で買えそうな金額では無いと思うので、今のところは地味にトボトボと歩いています。

もちろん、サイクリングやスイミングなど様々なスポーツに対応していますから、そういったアクティブな趣味をお持ちの方には楽しんでいただける機能だとは思いますよ。

ちなみに睡眠時間なんかの計測もできるようですので、これはこれからちゃんと使ってみたい機能であったりもします。

通知機能について。

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photo credit: jnxyz beacons by jnxyz.education via photopin (license)
これは別にAppleWatchに限った話じゃあないんですけど、スマートウオッチ初心者の僕にすれば一番便利に感じている機能ですね。メールの内容を確認するのにいちいちポッケからiPhoneを取り出す手間が減る、というのがかなり便利であることは使ってみるとよくわかりました。

ただ、LINEなんかは何かの拍子でうっかり既読になっちゃうと見落とすこともあるのがちょっと怖いかな。打ち合わせの時間を見落としてえらい目に一回合いましたが。

メールもそうですけど、基本サードパーティーのアプリってあまり使えないとは思います。そんな中でもLINEはかなり見やすいかな。身内からの連絡だとこっちの方が多いので即時返信しやすいのは便利。

とはいえ、なんだかんだでメールって必要ないものも結構入ってきますから、それを一瞬で確認して無視して放置できるのは楽です。それと合わせて、iPhoneから情報を確認するとつい横道にそれがち。メールを確認するだけのはずが、ブラウジングしていたりTwitterのタイムラインをだらだら見てしまったり、YouTubeでPAPPな動画を観て「クッソくだらねえけどなんでこれが世界で人気なん?」とか無駄なことを無意識にやってしまいがちなんですが、こういう時間が少なくなった気がします。

もっとも、これには功罪があるとは思うんです。結局自分に必要な情報だけ選別するっていうことは入力を制限しているわけですから、面白いものに対する「気づきのチャンス」は減っているはず。能動的にそういった情報を集める時間をちゃんと作ることも大事なんじゃないかとは考えています。

カレンダーについて。

これはやってみたら便利だった系なんですけど、カレンダーの同期をしておくとかなり快適ですね。僕は普段は手帳派なので、細かいことは大体手書きで書いていて、これが最適解だと思っていたんですけど、仕事のルーチンであるとかTodo的に「やらなければならないこと」だけを抜粋してカレンダーに登録しておくことによって「情報の見返し」に対するロスは減ったように感じます。
一ヶ月くらい先まで見越して情報をまとめてPCで入力しておく時間を作っておけば、やり残しなんかは少なくなると思いますよ。

逆にダメなこと。

今のところ、ここまで書いたこと以外はあんまり使えていない機能の方が多いですね。まずはサードから出ているアプリ系はほとんど使えない、正確には使えないわけではないんですけど今のところ扱いにくいのでAppleWatchでこれ以上何かをしよう、とは思えないです。

時計としての機能はちょっと微妙で、腕を上げた時のモーションに対する反応が甘い場合があるのか、ちゃんと表示が出るときと、ご機嫌斜めな時があるのでたまにイラっとします。

Twitterのタイムラインを確認するのに、140文字程度であれば小さなディスプレイでもそれなりに読めるかとも思ったのですが、あまり快適ではないです。
タイマー機能も多少は使うんですけど、寝ている時に起きたい場合とかにはこの音量とバイブでは肝心な時に起きられない可能性があってうかうか寝ていられる感じはありません。

Mapは表示できること自体は便利ですが、どうしてもタイムラグが大きいので即時確認したい時には若干のストレスを感じます。実用的かというと微妙なところですね。

instaglamは面白そうですけど画像を観た後のコメントを読もうとするともっさりするかな。UIとしては悪くはないと思うのですが。
EvernoteはiPhoneだとよく使うんですけど、こっち側は確認できる情報が少ないせいか、今のところ全く使い道が思いつかず。

とはいえ、これ単体で何かをガンガンする、っていうツールではなくて、何かの傍で細かい作業を確認するためのツール、と割り切って使っていますので、なんだかんだで不満なく使えていますよ。

なかなか世間的には定着しにくいツールのように思われがちですけど、これはこれで良いお買い物になったんじゃあないかと思います。

みなさまも文句の一つもいうつもりで買えば、意外に楽しめるではないでしょーか。っということでここまで。

よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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