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OM-D EM-1をいま選んだ理由と僕なりの写真に対する思い出を振り返ったよ。

OM-D EM-1をいま選んだ理由と僕なりの写真に対する思い出を振り返ったよ。

ようこそ。Avenir.infをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

デジタルガジェットとして人気がある定番アイテムの一つが「カメラ」なのは間違いないんじゃあないかと。もちろん最近はスマートフォンのカメラ機能がとても優秀なので、それで間に合ってしまうことも多く昔に比べてコンパクトデジカメを持ち歩く人は激減してはいるんですけど今やSNS全盛期。周りの写真と一味違う写真が撮影できる高級コンパクトデジカメや一眼レフに関しては情報発信が好きな方にとっては必要不可欠のスマホやパソコンと並ぶ三種の神器の一つ、と言って過言ではないでしょう。



ちなみに一眼レフのどこが有利なの?という点に関しては僕なりの定義はいくつかありますが、

1.「ボケ」が綺麗であること
2.「ヌケ」が良いこと
3.「解像力」が優れていること

の3つが特に大事なんじゃないかと考えますね。

1と2に関してはレンズ側に、3はカメラ本体に求める性能です。まず「ボケ」は被写体の背景をいかに綺麗にぼかすことができるか、ということで一般には単焦点レンズや、大口径ズームレンズに求める性能で、f値が明るいものを選んでおけば概ね良い効果が得られます。豆粒サイズのレンズしか搭載しないスマホではできない写真を撮ることができるのでここを妥協するくらいならスマホ使ってればええやん、くらいには思っています。
とはいえ最近のiPhone7Plusくらいになるとデュアルレンズ搭載だけではなく、被写界深度エフェクトという擬似的にボケを作る機能があるので、なんちゃって一眼レフ、みたいな撮影ができるのは単純にすごいですね。確かにiPhoneの写真も年々進化してきているのも事実ですが、他の2点に関してはまだまだスマホでは難しいんじゃないかと。

次の「ヌケ」が良い。これは写真をやっていれば言葉として聞くことがあると思いますが、割とふんわりとしたニュアンスで語られることが多いように感じます。端的に言えば「クリアな画質」であるということだと僕は考えています。見たままの映像を撮りきる能力。お天気の良い日中ならばスマホでもそこそこはいけるのでしょうが、屋内や夜なんかの画像はなかなか難しいでしょう。それとレンズ自体の描写力はやはり大きいレンズの方が再現性が高いんです。その辺りはやはりデジカメの方がグッと強いんですよね。

最後の「解像力」に関してはカメラ側のセンサー性能ですね。どれだけいいレンズを使っていても、その情報を受け取る撮像素子が良くなくては全く意味がありません。欲をいえばフルサイズのセンサーを搭載したモデルが理想的ではあるんですけど、そのクラスまでいくと本体重量もかなりあるので日常的に使いやすいか、というと考えてしまう部分もあります。2台もちする予定があるなら1台はフルサイズ、もう1台はミラーレス、とかなら現実的には使いやすいですね。予算は倍になりますけどw。とはいえ、最近はコンパクトデジカメでもだいぶ大きなセンサーを搭載するモデルが増えてきましたし、一眼レフにしてもフルサイズセンサーで小型なモデルも出ているので選択肢はたくさんあります。

…と。なんでいきなりこんなことを書いているのかといえば、タイトルの通りカメラを買い換えたからなんです。久しぶりにちゃんとした一眼レフを買うことにしたので、心得のようなものをチラリと書きたかっただけです。

なお、今回の記事は「僕がカメラを買い換えたきっかけと、買うまでの脳内会議を文章起こしして書いてみました。」っていうTwitterの140文字で収まってお釣りがくる内容が、下書きを書いたまま寝かしておいたらイースト菌で膨らんだパンみたいになんだかよくわからないボリュームになってとりかえしのつかない文字数になっているだけで、要約しようものならばTwitterの青い鳥が一回、さっきの文章を一回「ピヨッ」て呟いたらそれで終わりの内容なのです。驚きの展開もありませんし、大きなオチもありませんw。

まあ、ガジェット沼の人間がモノを買う時に考えていることってこんな感じです、という空気感だけでも楽しめる方は続きもどうぞ。そうでもない方は写真だけでも見ていってください。今回の投稿には新しい一眼レフで撮影した写真を使ってますので拙作ではございますがチラッとでも見てくれたら嬉しいです。

これまで僕がメインで使っていたのはSONYのRX100M3、という高級コンパクトカメラに属するモデル。いや、これはこれで実に良いアイテムでした。コンパクト機のわりには使いやすいレンズ画角、f値の明るさも秀逸。電子ビューファインダーまで内蔵されていましたので明るすぎる屋外での撮影も簡単。wi-fi機能も標準装備で転送も楽チン、と至れり尽くせりのカメラです。その代わりエントリークラスの一眼レフが買えちゃうくらいの価格はしますが、普段使いで後悔することはまずない良機ですね。
個人的には今、コンパクトデジカメで良いものを買おうとお考えなら、このSONY RX100のシリーズか、CanonのPowerShotのシリーズ、どっちか買っておけば外れなしだと思います。
どこでも持っていけてそこそこにパフォーマンスの高い写真が撮れるのでとても重宝していたのですが、心のどこかで常に「これでいいのか?」という漠然とした疑問符はあったのです。

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余談ではありますが、僕は以前のお仕事としてカメラの販売やら中古カメラの査定やらをやっていた時期が結構長くて、いろいろなカメラを触り倒していた時代があります。自分でも遊びのカメラをよく買っていましたが、普段あまり触らないカメラを欲しくなってしまって普通とはやや違った選択をすることが多かったような気がします。あっちにいったりこっちにいったりしてますので、ちょっとだけ振り返ってみました。

ジブンのカメラ遍歴を振り返ってみた -フィルムカメラ編 –

フィルムカメラ時代はフォクトレンダー、っていうブランドのレンジファインダー機※1を愛用していました。元々はドイツのブランドでしたけど、日本のコシナがライセンスでボディ生産をしていた時期があって、その時のモデルですね。今もコシナはフォクトレンダーブランドを継続してはいますが、レンズだけになっています。どっちかというとツアイスの特約店としての方が有名かも。ともあれ、BESSAと呼ばれたライカ風の撮影ができたカメラで、デザインが渋かったんです。わりと見た目に惚れて買ったんじゃないかな。初代のBESSA Rから始まり、BESSA TBESSA R2と3台に渡って遊ばせてもらいました。レンズマウントがライカのMマウントと同じだったので、ライカのL-M変換リング※2を噛ませるとLレンズも使えたんですよ。その時代はあまりお金もなかったから、純正レンズをバシバシ買えるほどでもなかったんですけど、それでもキャノンのオールドレンズでLマウントのモノとかがたまに中古で流れてきていましたから、折に触れて買ってまして結構ジャンキーなレンズで撮影していましたがなかなかに楽しかったものです。写真を基礎から学ぼうと思ったのであえてレンジファインダー機から入ったのですが、これはいい経験をたくさんさせてもらった、僕にとっての「教習車」みたいなカメラでした。

※1 レンジファインダー:マニュアルカメラの一種です。「二重画像合致式」なんて説明がされることが多い古いピント合わせの手法で撮影するカメラ。ピント合わせに癖があること、望遠レンズは実質使えない反面、ボディサイズが小さいことがメリット。
「ちびまる子ちゃん」のたまちゃんのお父さんが使っている、で有名なライカはほとんどこの方式だったりします。
※2 L-M変換リング:ライカのレンズマウントはL、M、Rの3種類があってそれぞれ規格が異なるですけど、電子接点なんかは昔はなかったのでMマウントのボディに一回り小さいマウント径のLレンズは割と簡単に装着できたんです。

なかでもBASSA Tはかなりクセの強い個性的なカメラですw。興味のある方は調べてみると面白いですよ。

きちんとした一眼レフはPENTAXLXを長いこと使っていました。世界初の防塵防滴構造のカメラとして有名です。気密性を上げるために組み立て時にシリコンを流し込んで固める、という物理的に液体侵入をシャットアウトするぶっ飛んだ職人技と、著しく悪いサービス性の諸刃の剣で作られていたために修理できる職人さんが激減しているので最近は絶滅危惧種になっているんじゃないかなあ。
(今だと割と安く手に入る可能性がありますけど、何かあってオーバーホールに出すと結構修理代を取られるはずなのでご注意を…。)
手のひらにしっくりと収まるちょうど良い大きさ、ファインダーがとてもクリアでピント合わせが実に快適だったし、アクセサリーの種類も多くて集める楽しみもありました。PENTAXのレンズってお手軽なものが多くてそういった意味でも遊びやすくてそれでいて本格志向のいいやつだったと思います。同じようなタイプのカメラだとNikon F3やらCanon nF-1あたりが世間的にはメジャーですけど、昔からPENTAXって価格がお手頃でなおかつ性能に妥協がなく良心的だったのがよかったです。

ジブンのカメラ遍歴を振り返ってみた -デジタルカメラ編 –

世の中がデジカメ主流になってからは何台も買い換えています。SONYCyber Shotを何台かとPanasonicLumix LXシリーズを使っていた時期があって、そのあたりの時はまだフィルムカメラでも頑張れるかな、なんて考えていた時期もあったのですが、その意識を変えたのがリコーのGRシリーズでした。3世代※3くらいは使ったかなあ。一般には「最強のスナップシューター」って呼ばれることが多くて、28mm専用に設計されたレンズの解像力が素晴らしい、という書き方をされますけど、僕にとってこのカメラは操作性が抜群に素晴らしいと思わせる「機械」でした。片手で設定変更も操作も楽にできる上で動きに無駄がない、よくできたボタン配置に美学を感じたもの。右手がカメラになったと思えるくらいに自然に操作できる神機です。最後に使っていたのが新生GRの方で、コンパクト機にも関わらずAPS-Cサイズのセンサーを搭載している高画質モデル。一般にベタ褒めされることが多いですが、ズームレンズではなく単焦点レンズであることと、手ブレ補正機能がなかったり、外観は多少チープな感じはありますので万人受けするか?というとちょっとだけ疑問符はつくかなあ。

※3 GRはコンデジサイズのセンサーのモデルがGR digital〜GR digital4まで、APS-CセンサーのものがGR、GR2と確か全部で6機種存在します。フィルムカメラのGRシリーズから一貫してデザインが統一されているのが特徴。ちなみにヴィンテージがつきやすいのはフィルム時代のGR-1VやGR21だったりするはず。(GR-21なら今でも欲しい…。)

あまりに好きだったので派生機種のGXRも買いました。レンズとセンサーが一体のユニットになっていて、ボディからレンズではなくユニットごと交換する、というかなりトリッキーなシステム※4を取り入れた当時の意欲作でした。単焦点レンズのユニットにはAPS-Cサイズの大型センサーが、高倍率のズームレンズには1/2.3の小型センサーを搭載することによって、単焦点レンズを使えば一眼レフクラスの高解像度の写真が撮れるし、ユニットを交換すればコンパクトデジカメの高倍率ズーム機に一瞬で早変わりする面白カメラでした。ただ、どうしてもレンズとセンサーが一体なので単価はお高めだったのと、あまりに攻めすぎたせいか一部のコアなファンには人気が出たんですが一般受けはしなかったですね。


正直、きちんとレンズ開発のロードマップが出ていて継続して開発されていれば、手ばなすことはなかったくらいなんですけど放置されたまま何もないので静かに終わっていくんだろうなあ。実に残念です。

※4 トリッキーなユニット:発売時のコンセプトで取り付けできるユニットとして「スキャナー」「ストレージ」「プリンター」「プロジェクター」などを開発している、と大風呂敷を広げたのですが、何一つ実現しなかったという黒歴史がおまけで付いてくるいわく付きのカメラとしても知られています…。

あ、きちんとしたデジイチも使ってました。OLYMPUSOM-D EM-5。電子ビューファインダー搭載のミラーレス一眼です。これは割と最近ですね。フィルム一眼レフのOMシリーズの正統進化版で強力な手ブレ補正機能と防塵防滴を実現したタフなカメラです。

ここまでの結論:「最初の一台」って結構迷う人が多いみたいですけど、デザインでも機能でも何か一個気に入ったのがあれば、難しく考えずにそこから始めたらいいんじゃないかと。好きならそこから更に派生していくし、回り道すると収穫も多いのがカメラだと思います。

再起しよう。きっかけはタイムラインから。

結局、以前にやっていた商売柄なんですけど、朝から晩までNikonとCanonのカメラは死ぬほど触りますし、説明書を読まない人のために何かにつけて説明書の細かいところまで読んでるし、画面に65点もAFセンサーが入っているような高級機を買って「撮影したら自分の思っているところにピントが合わないのでなんとかしてくれ」と言われて結局ど真ん中にだけピントが合うように設定したら満足して帰っていったけどそれならそもそもそのカメラ買う必要ないじゃん、とかありましたしねえ…。
利用目的やら使いやすさを考慮してそれなりに見合うモノを提案しても、お付き合いで写真クラブなんかがあると見栄で高いカメラを買っちゃって結局使いこなせない、なんてこともザラにある話です。頭にくること、楽しいこと両方あって、そんなカオスの海で本当に長いこと生息していましたけど、もっと面白そうな仕事が舞い込んできて、一つの転機だなあと思いまして部署を異動することになりました。
その際に過去の仕事に未練がましい感じになるのも嫌だったので、カメラワークもリセットしようということでまとめて処分してしまったんです。(これからはiPhoneの時代。これ一個でやっていけるようにする、とか思ってたんだろうなあ…。)今考えれば何でこんなことしたんだろう。とも思うのですが、職種を変えるときって変な気合いが入りますので勢い余って余計なことをしてしまってますね…。

そんなこんなで最近はコンデジ一個をぷらぷら持ってあちこち歩いておりましたが、心の片隅のどこかで機会があれば一眼レフに復帰するのも悪くないと思ってはいました。せっかくカメラ店員として色々なカメラを使っていたんだからその知識を腐らせておくのも勿体無いかな、くらいのコーヒーのラテアートみたいにふんわりした感覚です。

ここでもう一つの要素を追加します。僕はBloggers Tea Party、と呼ばれるブロガー集団の本当に隅っこのほうに席を置いておりまして、時折イベントがあって地方から行ける時にタイミングがあえば参加したりしているのですが、そのなかで少し前に「浅草フォトウォーク」っていうイベントがありました。残念ながら日時が合わずにこの日は参加できなかったのですが、ブロガーさんたちがたくさん集まって写真を撮ったり、ビールを飲んだり、画像の加工方法を学習したり、ひたすらビールを飲んだりと実に楽しそうなイベントじゃあないですか。

(往来でビールを飲みながら散策するのが羨ましいわけじゃないんだからねっ!)

不特定多数の写真じゃあなくて、身近な方々からタイムラインに上がってくる写真を観て久しぶりに「なぜ僕はいま本気で戦えるカメラを持っていないんだ?」という気持ちにさせられました。どこでも無難に使えるお気軽カメラで満足しているのは違うのではないかと。多少かっこよさげに誇張した中二病全開で表現するならば、牙を抜かれた狼のように生きているのは違うのではないかとw。これこそが冒頭に書いていた漠然とした疑問符の答えであったのかもしれません。

ヒリヒリと焼けるような感覚でした。間違えた方向に歩いてきていた後悔が急に押し寄せてきました。「何故に僕は僕自身に対して真摯に写真と向き合ってこなかったか?」かを。長いこと仕事としてカメラを触り続けてきた結果、人のことにはあれこれ言うんですけど反面、自分のことをどれだけ疎かにしてきたかを痛感したわけです。

旅行やイベントごとがあるたびに大きなリュックに荷物を詰めます。いろいろ持って行きたいから必要最低限の装備にしていくなかで、カメラの重さはだいぶネックになるから。とか、もうカメラのことで仕事をすることはないんだからそんなに大したやつじゃなくてもいいんだよ。とか思っていた自分に声を大にして言いたい。「日和ってるんじゃねーよ、そんなところで。」

こんな記事を書いているオタク人間なんだからオタクなりの戦い方があるじゃないかと。

初めてじゃないヒトの偏屈なデジイチの選びかた。

とはいえ勢いで一眼レフを買うっていうのもよくないですし、予算だってあります。そこそこの予算でがっちり楽しみたいのであればきちんと考えて買うべき。で、元々これは僕の得意分野なので難しくはないのです。なので一応候補になったものを書いてみました。はずした理由も添えてます。

ここまで書いてきた通り、CanonEOSNikonDシリーズには全く手を出していない人生を歩んでいますので、今更この2社にお世話になることはないかなあ、という変な意地みたいなものがあることも一つだけど、この2社で考えるなら最終的にフルサイズを選択するかどうかなんだとも個人的には考えています。APS-CならPENTAXが圧倒的にコスパが良いし、複数のメーカーが採用するm4/3ならシステム全体をコンパクトにできるメリットが出てきます。逆に大三元レンズ※5を最終目標に置いてガシガシ撮っていくならNikonかCanonで心中すればそれだけでOKです。浮気する必要は全くナシ。そこまでシステムを組み上げるつもりならそれでいいんだけど、僕のスタイルだとこれまでのカメラ遍歴から通して、できるだけサッと出してどこでも使えるスナップシューター的なポジションでいたいんです。なので仕上がり予想が重量級の装備になりそうなカメラは外してます。
もちろん、これから初めて一眼レフを買う人ならこの2社のエントリーからミドルクラスのモデルでいいんです。むしろこっちが王道です。Nikon、Canonのメリットはその圧倒的なシェアにもありますから、どこでも簡単に手に入ること、周りに相談しやすいこと、中古品の出回り量が多いことなんかもあって、とても入りやすい入り口だと思います。

※5 大三元レンズ:元々は麻雀用語、得点の高い役満の一つで「揃ったら完璧」の意味で使われます。一般に広角、標準、望遠の3種類のズームレンズ全てF2.8通しで揃えば「上がり」になりますが大量の諭吉が必要なことは言うまでもありません。

PENTAXKPは面白いカメラだと思います。今なら旬ですね。価格も手頃、大きさもちょうど良いですし、若干チープだけどアナログ感のあるデザインも好感が持てます。往年のPENTAXのようなグリップが交換できるシステムにも心惹かれました。フラッグシップでこの価格、この性能は破格の条件。これは売れていいカメラです。ただし歴代通して僕はあの背面ディスプレイのインターフェイスが好きではないのです…。PENTAXを買収したRICOHがその辺りをうまいことやってくれよ…。と思わなくもないのですが、そうするとガチのPENTAXファンがブチ切れるんだろうからそうそう変わることもないのでしょうけどね。

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FUJIX100F。最後まで悩みました。スナップシューターとしては現在最強の一角でしょう。ファインダーの見易さ、シンプルで使いやすい操作性が実に素晴らしい。かつて僕が使っていたレンジファインダー機に近い操作性。もうね。フィルムカメラ時代からのカメラファンがこれを見て使わない、っていう選択肢はないんじゃないかと思うくらいに良い機械です。リコーがGRの新作を出してこない間にFUJIがすごい勢いで攻めてきています。もう少し画角的にオールラウンドに使いたいので今回は除外しましたが、いずれ安く手にはいる機会があればこれからでも狙っていきたい一台。サブに狙うんだったら現時点では多分これが最適解です。

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SONYα7シリーズ。人気ですね。フルサイズのミラーレスという新たな牙城ができました。ボディは魅力的なんだけどレンズはどう見てもコスパが良くないのは否めないかなあ。確かにツアイスは折り紙つきの高性能レンズだけど一本一本が清水から飛び降りるお値段なので簡単に手を出してはいけないモデルです。マウントアダプターで他社製レンズを使う選択もありますが、どうせSONYを使うならツアイスを使ってこその真価を発揮するモデルじゃないかと。財力をブッこめるならアリ。(リンクは後継機ですけど、狙い目はお手頃な初代α7ですね。)

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ここまでボディのことを色々書きましたが、ポイントとして一眼を買うならボディも大事だけど交換レンズも妥協はしたくないのです。それを考慮した上で僕がチョイスしたのはオリンパスでした。

各メーカーの標準大三元レンズの中でもオリンパスのED12-40mm f2.8Pro382gと圧倒的に軽いです。同じ土俵に並べるのは多少強引ですが、CanonのEF24-70 f2.8LⅡ USMなら似たような画角とf値で805gですから半分以下の重量です。(こっちはフルサイズ用のレンズですからそもそも設計が違いますけどね。)
その上で防塵防滴のタフなレンズ。ちょっとしたマクロ機能もあり。これはマストで使いたいと思いました。
最も多く使うことになるであろう標準ズームレンズだけは妥協してはいけません。
確かにマイクロフォーサーズという小さいサイズのセンサー向けのレンズなのでボケは若干弱いのですが、持ち歩きのしやすさとトレードオフだと思います。
このコンパクトさでこのスペックなら申し分なしです。

レンズを決めたならあとはボディ。昔からの癖でファインダーはしっかりと構えて撮りたいので、電子ビューファインダーは必須です。この時点でOM-DPENの二択からOM-D一択※6になります。
ここからは現行中級機のEM5 markⅡと先代のフラッグシップEM-1で少し悩んでみたりしました。
(OM-D EM1 Mark2もありますがこっちはまだ発売から日が浅いこと、進化もしているのですが価格がかなり高騰しているので今回は見送りました。)
さらっと書いていますが電子ビューファインダーって結構好き嫌いが出るんですよね。どうしたってレンズから入ってきた情報を画像処理してファインダー表示させるために時間が必要ですから、若干のタイムラグが出ること、それと画像のカタつきは多少ついて回ります。これがデメリット。動きの激しい被写体を撮りたい人には厳しいのかもしれませんけど、最近のモデルは日常生活で使うぶんにはそれほど影響はないんじゃあないかと思いますよ。
逆に電子ビューファインダーのモデルは総じてボディサイズが小さいので軽いです。そのうえ、ファインダーに実際に撮影される情報がまんま出るわけですから、仕上がりイメージの想像がとてもしやすいんですね。これがメリット。
このあたりも一眼レフを選ぶ時に大事な選択肢ですねえ。

※6 PENに別売りの電子ビューファインダーをつける選択もなくはないですが、かえってかさばるので却下しました。

性能的にはOM-D EM5 MarkⅡの方が新しいですからセンサー性能的には本来こっちが有利です。ボディサイズが小さいのも良いです。それでも今回はEM1を選択しました。一見してカタログスペックだけ見ればEM5 markⅡが有利に見えがちですが、EM1の方が像面位相差AFで通称「Dual Fast AF」を搭載したモデルなので動体撮影、望遠撮影の際はEM1に強いメリットがあります。

それとレンズとのマッチングも大事で、ED12-40mm f2.8 Proを装着するなら、カメラ側のグリップが大きい方が圧倒的にホールドしやすいです。EM5 markⅡでも悪くはないんですが、片手で構える、持ち歩く時の安定感が全く違います。

正直なハナシ、発売から年数もかなり経つので作りは古いです。でもまだ一線で戦えるカメラです。今回はこのあたりで手を打つのがよろしいのではないかと思いました。弱点があるとすればバッテリーの持ちの悪さで、コンパクト機に毛が生えた程度の枚数しか撮影できない弱い子なのは否めないですが、予備を用意すれば何とかなるでしょうw。

今回に限った話でもないんですけど、だんだんデジタル一眼レフの性能も飽和点に近づいている感はあるんですよね。10年前なら最新モデルが出るたびに大幅な進化があったものですけど今は普通に使うのなら多少型落ちでもそれほど問題なかったりします。
むしろ予算を配分するなら長く付き合うことになるのは交換レンズの方なので、そっちを多めに見た方が良いですね。
余談ですが完全に僕の個人的な感覚だと、ハイエンド機にエントリークラスのレンズをつけている人と、ミドルクラス機にプロクラスのレンズをつけている人、どっちが「撮っている感」が出るかといえば圧倒的に後者だと思います。ビームライフルを装備できるザクとマシンガン装備のガンダムだったらザクの方に乗りたいですw。

さいごのまとめ。

はい。ということで長々と書かせていただきました。ここまで僕の勝手なカメラ談義にお付き合いいただきましてありがとうございます。別に変わったオチはないのでこれにて書きたい文章は書ききりました。まあ、大した内容でもないのですが、一応ちらっとだけまとめてみますね。

これから本格的に一眼レフカメラを買う予定がある方にオススメの順番を僕なりに言わせていただければ、「使うべき目的→使いたいレンズ→それに合うボディ」の順で考えるのが正しいと思います。そのなかで何を取ってどこを捨てるのか、その選択こそが重要です。
前半にまとめた部分で、気に入った機能が一個でもあればそこから始めればいいやん、みたいに書きました。最初の入り口としてはそれで全然オッケーなんです。「あ、カメラって面白いかも。」と思えるようになった時に初めて、小難しいカメラ用語が頭に入ってくるようになるはずで、真剣に向き合うのはその瞬間からなんじゃないかと思います。
あとは実際にお店でカメラを触ってみてください。今はネットで必要以上に商品に関する情報が溢れかえっている状態ですので、ネットでいい意見を集めて…なんてことをやっていると、ファンとアンチが入り乱れてしまっていて、かえって何を買っていいかわからない時代になってしまっていると思います。信用できる情報元を確保できればいいんですけど、Amazonやら価格.com系の大手のレビューは読んでもどうにもならない気がします。なので実機を触ってみてください。百聞は一見に如かず、と昔からいいますし。
それから「カメラ店の販売スタッフに聞く。」ベタに思えるでしょうけど、商品知識のある第三者目線でモノを選んでもらう、っていうのは結構有効なことが多いですからぜひおすすめです。最初に予算を言っちゃうのも良いです。販売する側としては決まった予算内で少しでも良いものを、って思いますからむしろその方が早く最適解に近づけるとはずですよ。どこでもだいたいマニアックな会話まで対応できるスタッフさんはいるものですw。

ON YOUR MARK

っと。まとめもこれにておわりです。そんなこんなで今更ながらOM-D EM1のProレンズキットを買ったわけです。いや、それでもmarkⅡが出ているせいか、この性能の割にはかなりのお買い得価格。大三元レンズとフラッグシップクラスのボディが手に入るなら安いっすよ。
写真の撮影も再開していてカメラを構える機会も増えていますけど、やっぱり一眼レフは楽しいなあ。仕事じゃなくなったぶんだけ余計に楽しい。旅のリュックは少し重くなるけど、iPhoneじゃあ撮れない記憶が残るしね。ぐるっと何周か回ってまた立つことができたスタートライン。「ついでに」じゃあなくて「ちゃんと」撮ろうと思って戻ってきたから。またここから始めていきましょう。

よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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