2013-04-19

構想9年の大作!ユリシーズがこだわりぬいたバッグに惹かれる!!

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

ユリシーズ、という高級コンパクトデジカメや一眼レフカメラ用の本革ストラップや、ボディジャケットを手がけているメーカーさんがあるのですが、今回発表したカメラバッグがとてもよくできていて非常に気になる。ということでそのことを少し書いてみました。

ULYSSES(ユリシーズ)は、一眼レフやミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラのユーザーが本当に必要としていた機能とデザイン、品質を満たしたカメラ用品を製造・販売しています。

日常的にカメラを持ってあっちこっち歩き回りたいと考えると、選択肢としてあるのはリュックショルダーバック、というのが一般的ではないかと思います。それぞれ特徴はあるのですが、リュックであれば容量があるのでかなりたくさん持ち運べる反面、取り出しは面倒です。

逆にショルダーバッグは取り出しが簡単ですけど入れられる重さの限界が少ない。(一眼レフと交換レンズをどっさり入れて片方の肩にえらく負担がかかるのでよろしくないです。)ということがあります。

今回、ユリシーズさんが発表した「チクリッシモ」のはそのどちらでもない「メッセンッジャーバック」というタイプのもの。

要は自転車乗りの方が持ち運びしやすいように作られた、よくみかけるバックの一つではあるのですがその制作にかかった年数は9年とこだわりまくっただけあって、写真を撮る人間が快適に使える機能性が半端じゃないです。

  1. 防水加工された帆布と止水ジップの防水性。
  2. 長さの調節が自在。幅広なストラップで重量も軽減。
  3. MacやiPadが入るポケットも標準装備。

ざっとポイントを整理するとこの3つが僕のハートをぐっと握って離さなかったところです。順にご説明しますね。

バッグの防水性と止水ジップ。

僕も普段から自転車で移動することが好きですからここはポイント高いです。やはり急に雨など降られると鞄のなかの機材が心配になりますから防水性は高いにこしたことはないのですけど、廉価なナイロンバッグでは不安なとこがあります。

その点ではこのバッグはよくできていて、表面は丈夫な帆布で、裏面には耐水性の高いPVCフィルムという構造になっていますので多少の雨は問題ないようです。

それとよくあるのが割と大きなバッグだと中の物を取り出す時に蓋が邪魔して取り出すのが面倒な時って結構あります。その解決法として蓋自体にジッパーを付けてしまって、蓋を開けなくても中の物が取り出せるようになっているのでとても使いやすそう。

まるで気分はブチャラティにでもなったよう。「スティッキー・フィンガーズ!」と叫んで開ければ街の注目は貴方のものです。そしてこの部分のファスナーは止水ジップになっていますから、ここから水が入ってくる心配もナッシング。
スクリーンショット_13_04_19_22_13

調整自由なストラップ。

この手のバッグは基本的にストラップ幅が太い方が、肩にかかる負担が軽くなるので使いやすいんです。はじめからカメラ機材を入れることが決まっているのであれば、確実に重くなりますからワイド幅のストラップはありがたいですね。

そして、ここにも自転車乗りに対するおもいやりが。ストラップの長さの調整がワンタッチでできるようになっているので「移動中の背負いモード」から「中の機材を取り出すモード」への移行がとってもスムーズ。ちょっとしたシャッターチャンスも逃さない素敵仕様です。

チクリッシモのストラップ

モバイラー向けのポケットあり。

このあたりの機能は最近のバッグでは必須ですけど、iPad、またはMacbook Air 13インチが入るポケットが専用にあります。ここはとてもgood!。これがしっかりと書かれていないと、どうしても当て推量で選んでしまって今ひとつしっくりこないこと、ありますよね。

その点、これはそもそもカメラバッグ用に設計されているので、バッグの素材自体もクッション性に優れたものを使っていますから、しっかりとPCを守ってくれます。カメラ+Mac+電源周りの小物を入れても充分に余裕がある仕様ですから、モバイル環境でいろいろやりたい方にもうってつけなバッグ、といえるでしょう。

スクリーンショット_13_04_19_22_13 2
これだけこだわったバッグですが、そのこだわりゆえになかなか完成にこぎ着けるまでが長かったようです。やはり単品大量生産の時代に素材、工法、部品などにオリジナルのことをしようとすると工場を持たないメーカーでは製品を作ることさえ難しい時代になっているということが現実。

このように日の目を見ることができたのはひとえに制作されたユリシーズの職人、魚住さんという方の情熱があったからこそ。努力の結晶ともいえるバッグです。

kibidango、という商品開発支援プロジェクトに出展されたこのバッグには募集開始後わずか7時間で目標金額を達成したと聞きます。そして今のまだ募集されている注文数は着実に増えています。

使う側の立場に立って作られているモノ、というのはやはり評価をしてくれる人間がたくさんいてくれるということ。そして努力を惜しまなければ実現が難しい壁もなんとか超えていけるという良い例を見せて頂いた気持ちが致します。

ビアンキ(BIANCHI) CYCLE 2016 ROMA-4 (3x8s) クロスバイク チェレステ 46
ビアンキ(BIANCHI)
売り上げランキング: 1,189,134

僕も欲しくなってしまったこのバッグ、皆さんも一度検討されてみては?
よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

タグ:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください