2016-11-29

Final Fantasy 15。諦観してから始めてみるのも楽しみ方のひとつ。

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。

キサラギ@kisaragi_Virです。

【諦観】ていかん 《名・ス他》
1. 本質を明らかに見て取ること。
2. 悟りの境地にあって物事をみること。

※googleからの引用です。

あまり日常では使う頻度が低い言葉かもしれません。googleで翻訳すると上に書かせていただいたような、かなり達観した物事に対する悟りの境地に対する言葉のように見えますよね。

諦観の「諦」は「あきらか」、「観」は「みる」。元々は仏教の言葉であった「諦観」これを「あきらかにみる」と読んでいたそうです。これがだんだん時代をくだるなかで生まれた言葉が「あきらめる」=「諦める」というひとつ感情が吹っ切れた感を表す言葉でもあります。

FF15の敷居が僕にはかなり高い。

はい。まともなことはここまでで書き切りました。いえね、そんなに難しい話なんかするつもりもないんですけど、なんだか周りの空気に押されて本日発売の「Final Fantasy 15」の予約をしてあるんです。

当然、鳴り物入りの大作ですから楽しみにしていますし、PS4を買っておいた動機の一つ、と言っても過言ではないでしょう。セブンイレブンで予約を入れておいたら本日入荷予定のメールも届いたので体制は万全なのであります。

で。ここまで用意しておいて何を「諦めるのか?」というと、買っても多分、最後まではやらないんじゃないかなあ、と。
プレイしないうちからこんなことを書くのもどうかと思いますし、一生懸命作ってくださった開発スタッフの皆様にはとてもこんなことを書くのは失礼なのは百も承知なのは理解しています。

もちろん、ものすごく面白くて最後まで遊びきる可能性も高いですし、それであれば一番いい展開なんですけど、ボリュームがものすごい場合、用意されているシナリオを全部消化できない可能性も高いな、と予想しています。

学生時代にそれなりにゲーマーだった僕としては、ある程度「極めた」状態までやり込んで初めて「クリアした」と実感できていました。「ラスボスを倒す」は途中過程のひとつで、「サブイベントを漏れなく全て潰しこむ」ことができて初めて安心してソフトとお別れすることができる心理に達することができるんです。

とはいえ、FF15。どれだけのシナリオ量になっているのか全く予想もつかないので、やりこむのに消費される時間の予想もつかないんですよね。まして社会人として仕事をしていると使える時間は決まってきますから、どのくらいの時間を投資するのかも考えどころ。

先人ゲーマーの金言を思い出した。

だいぶ昔、僕の職場の先輩で、ものすごく激務のポジションにいた方が、家に帰っても遊んでいる時間なんかほとんどないはずなのに、ドラクエの新作が出る度に、発売日ゲットして帰るのを楽しみにしているのが不思議だったんですよ。

今の仕事続けていたら絶対にクリアなんかできないし、そもそも序盤の空気感を味わうだけで終わりだろうから、そのゲームの面白さを知ることなんかできないだろうと。なので、そのまんま質問したら、返ってきた答えがだいたいこんな感じでした。

「キサラギくんはわかってないなあ。ドラクエっていうのは発売日にお店で買って、ゲーム機にセットして、オープニングのオーケストラBGMが流れる瞬間が一番楽しいに決まってるじゃないか。クリアできるかできないかなんてそもそも僕には買う理由と関係ないし、これはひとつのお祭りみたいなものだから。」

正直、この言葉を聞いた時の僕は「この人の言ってることはよくわからないな。ゲームなんかやり込んでなんぼやろ。」と思っていましたけど、時間が経ち、なんだかんだと僕も忙しい身になってきたいまだと、この「諦めの境地」がわかるような気がしています。

なんかFFだったら、ディスクを入れてスタートした途端にものすごい超絶CGムービーが延々と続いて、最先端のモーションでキャラクターが動いて、シナリオはどんどん進んでいくけど「これいつになったら自由に行動できるんだよ…。」っていう序盤のボリュームの部分だけ味わえたら、なんだか満足しちゃうんだと思うんですよ。

「楽しいうちは全力で遊ぶし、できればクリアはしたいけど、完璧主義で変にこだわるのは正しい楽しみ方でもないんだろうな。」というところで肩から力を抜いて遊ぶつもりでございます。

新作ゲームの発売日に、過去を振り返ってちょっとだけノスタルジーな感覚になったのが面白くなってこんな記事を書きました。ご理解いただける層とそうでもない層に別れるとは思いますけど、このくらい緩く遊ぶのもアリなんじゃないかなあ。と思う昨今でございます。みなさんはどう思われますか?
といったところで今回はこのくらいです。

よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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