2019-07-12

RICOHのGRⅢを片手に。ときどきシャッターを切る休日を羽田空港で。

The gull sees the farthest who flies highest.
Richard Bach -Jonathan Livingston Seagull-

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

2019年、6月の天気が良い一日の話である。仕事で関東まで出向いて少し落ち着いた頃。時期柄そうなのだが今年の梅雨も雨が多くて思うような行楽日和にはならないことがほとんどだったので、たまに日が差すとどこか知らない場所まで足を伸ばしたくなる。

度々、関東までは仕事で出てくるので割と有名なところは観ているつもりなのと、季節的にはオフシーズン。夏の陽気には早いし街の喧騒にも少し飽きたところがあって開放的な場所に向かいたい。

常磐線を東京駅に向かい山手線に乗り換える。浜松町から東京モノレールで向かうは羽田空港。別に飛行機に乗るわけでもないけど、ただ「空港」という場所で半日のんびりと過ごしたかっただけである。

相棒はRICOHのGRⅢ。離発着する飛行機を撮るにはこれでは無理である。それこそ一眼レフに望遠レンズを合わせてはじめて狙える絵があるとも思うのだけど、生憎そういった装備は持ち合わせていないので、あくまでスナップ撮影だけを楽しむことにする。

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モノレールで第2ターミナルまで向かい展望デッキまで登る。初夏を思わせる夏空だが、それほど暑くもなく過ごしやすい。周りに遮るもののない広い空は天気の良さと合わせて心地よい。ベンチに腰掛けてしばし空を行き交う飛行機を眺めていた。

あんな大きな鉄の塊が空を飛ぶなんて。なんていうことを聞くこともあるが、巨大な滑走路から飛び立つ姿はまるで重力の軛から開放された海鳥のように自然と飛び立っていく。ただ轟音だけが残るのが人工物であるがゆえの宿命か。

展望デッキには今まさに飛び立つ飛行機をフレームに収めるべく、大型の一眼レフを持った外国人の姿が数人ある。みなCanonの5DやNikonのD850クラスのボディに400mmくらいの望遠レンズを装備している。ここで最も迫力のある写真を撮るのが彼らだろう。

小さい子供を連れた家族連れも多い。飛行機が飛び立つ姿は大人だって心踊るのだ。子供にとってはより興味深い経験になるだろう。そんな飛行機をバックにスマートフォンで記念撮影をする家族。その場所にはその人なりの解釈があって写真に正解なんてない。

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カフェでよく冷えたアイスコーヒーを買う。これといって何をするわけでもないのだが、「何もしない」ことが大事なときは体が自分からそう言ってくるものだ。毎日朝から晩までMacと向き合って仕事をしていれば自ずと視野が狭くなる。

「遠くを眺める」ことは目に癒しを与える、という。だけど東京の街には情報が多すぎてなかなか思うようにはいかないものだ。ただ空を眺めるだけのためにここまできたのはなかなかに良い気分転換になった。

GRⅢは肩肘を張らず、ただその場の空気を撮るには最適なカメラの一台だろう。上着のポケットに忍ばせておけば良いだけなのだ。あとは気の向くままシャッターを切ればいい。

もちろんiPhoneでも写真は撮れる。正直な話、画質は相当に高いので普段の撮影においては全く問題ないレベルだろう。ではGRがなぜ使いやすいのか。それは「片手で操作が完結できる」ということだ。

実際、iPhone Xsでカメラを起動するとしよう。スリープボタンを押してFace IDからロックを解錠、カメラアプリを選択して撮影可能な状態に持っていくまでには両手での操作を必要とする。それなりに時間も要する。

対してGRは片手での操作性が非常に高い。単焦点レンズなので画角に迷うことないため、電源ボタンさえ入れれば即時撮影が可能な状態になる。さらに言えば予め気に入った設定があればセッテイングしておけば簡単に呼び出すこともできる。

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上着のポケットから抜き出してシャッターを切り元の場所に収める。この流れが実に自然にできるのが一番のメリットだろう。「最強のスナップシューター」を謳う理由はここにある。

そう言った意味では「思った瞬間にとりあえずシャッターを切る」カメラであって一眼レフのように「狙いすまして一枚を撮るモノ」とは使い方が異なるのだ。フィーリングとしてはフィルムカメラを撮影している感覚に近い。

後から振り返ってみて面白い写真が入っていると嬉しい。そんな感覚が近いだろうか。つかの間の開放感を十分な時間を楽しむことができた。欲を言えば陽が沈みかけた夕方まで滞在したかったがそうもいかず。また今度の楽しみとしたいところである。

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