僕がカメラを買い替えた理由。RICOHユーザーの現実。
ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。
実は少し前からのはなしなのですが、手持ちのデジカメで不満な点が増えてきたのでそろそろ乗り換えを…などと考えながら、いろいろな情報を物色してはああでもないこうでもないと優柔不断な時間を過ごしておりました。
いつまで悩んでいても物事が前に進みませんので、新年度になったらまずやりたいこと、という感じにリミットを設定して期間を過ぎたら一旦白紙に戻そうと自分の中で決めていたのです。
そういうデッドラインがあると簡単に目標が決まってしまう僕自身の現金な性格が再確認できてしまいましたw。
これまでのメイン機に対する不満。
僕が普段から撮るのは簡単なスナップであったりちょっとしたブツ撮りで使うことがほとんどで大掛かりな機材は必要ないので、これまではRICOHのGXRというカメラにマクロレンズを付けておいておくことが多かったのです。(ユニット交換型、というかなり独特なカメラですので興味がございましたら一度公式サイトをご覧ください。)
コンパクト機クラスのボディサイズにAPS-Cサイズのセンサーを搭載して撮影できるのがGXR最大のメリットではあるのですが、最近はデメリットも増えてきました。
- 高画質なズームレンズユニットも近年発売されていますがこれを導入すると結局ミラーレス機同様以上の大きさになる。
- ファームアップによって改善したとはいえマクロのAF速度はやはり遅い。覚悟はしておりましたが隣の芝は青いというか。
- センサーとレンズが一体なのでゴミの混入が少ない反面、ISO感度などの設計の古さがもはやどうしても否めない。
これらは正直、購入する前からうすうす、というかわかっていた話です。多少は不器用でも機械に対する愛情があれば共に歩んでいける、と思っていたのですが不安が出てきたのは2011年のPENTAXとの合併が決まって以降です。
サポート体制が???という現状。
RICOHは元々、一眼レフデジカメを開発していなかったが故にGXRという奇手を使って独自のラインナップを構築していたのですが、PENTAXの一眼レフが同じブランドで発売された以上、共存することは難しいことでしょう。現に去年に発売されたA16ユニットを最後に商品が追加される気配はありません。
今年の始めにあったCESやCP+のようなカメラ見本市での新しい情報を期待していた部分もあったのですが残念ながらそういったこともなく、新年度になって初の情報が銀座の修理センターが閉鎖される(PENTAXに統合)というご案内。おそらくこれは完全に先がない、終了のご案内です。
細々とでもいいからなにかやっていてくれれば好きなカメラとして使っていけるのですけどこういう案内がくると、いつまでサポートが続くのかといった不安が付いて回ります。統廃合されているということはきっと中の人も整理されて少なくなっているのでしょうし。
※それでもRICOHはレンズの開発はしているみたいですね。たまに特許申請を上げていますから諦めてはいないのかも。
たぶん、何回か奇跡でも起きない限りなさそうなGXRⅡを待っているのも切ないので路線変更へと僕は動いたのでした。
乗り換え先の候補として。
具体的にどれに乗り換えるか、というのはあまり迷うことはなかったです。ここは理屈がどうこうというよりも使ってみたいかどうか、というメンタルな部分があるのと趣味の一環ですので使える予算も決まっていますから極端に高いのも買えないわけで。あとは機動性を重視したいので重量級のラインも全部無視しました。
- RICOHはまずない。PENTAXもK-30あたりは機種的にはいいけどこういう経緯なのであまり使いたくない。
- FujiのXシリーズも興味はあるもののGXRと何かダブるものがありちょっと手を出しにくい。値段もちょっといいかな。
- Canon,Nikonのような大派閥のメーカーはずっと使ってこなかったのでこれからも多分使わないw。天の邪鬼なんです。
- 最低でもEVF搭載は必須で。これがないカメラは使いにくくてしょうがない。
まあ、希望なんていうのはあげていけばきりがないのでそこそこにしてフルイにかけていかないといけないのですけど、できるだけ条件に近いもので選択しておくことにこしたことはございません。そんなこんなで僕が選んだカメラはこちら。
っということでOLYMPUSのOM-Dデビューを致しました。まだ説明書も全然読んでいないので細かいとこまでは触っていませんけどなかなかに良さげです。(液晶保護フィルムがまだ届いてないので持ち出してはいないのですけど。)
これから実際に使ってみて思う事もあると思うので改めて記事を書くと思います。なので今日のところはここまで。
お読み頂きましてありがとうございました。続きはまた後日、ということで。
コメントを残す