2016-01-06

カシオの電卓 S100にiPhoneクラスのコダワリを感じたっ!

photo credit: Impressions via photopin (license)

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

カタカタカタッ、ッターン!っと。鍵打感のある機械って使っていて楽しいですよね。一般的にはパソコンでダダダッっと打っている自分に酔いしれるもの?ですけど、今回僕が気になったのは電卓なんです。電卓。

最近はiPhoneを使う頻度が多いですから、電卓を使うことが少なくなっている人も多いんじゃないかとも思うのですけど、iPhoneの電卓っていまひとつ使いにくくありませんか?マルチタッチディスプレイで操作する上で、どうしても画面を見ながら操作しないと違う数字をタップして誤操作してしまいますし。

なぜ、こんなところに僕のアンテナが引っかかったかというと僕が学生だった頃、工業系の学校だったこともあって電卓を叩く部活に勤しんでいた時期があったからなんですがw。(そんな部活あったんです。)計算技術検定っていう資格みたいなのがあって、実生活で何に使うんだかわからないような数式を電卓で計算してそのスピードと正確性を競う種目があるんですね。

いまだに「ヘロンの公式」がなんなのかもいまひとつよくわかってませんけどw。この部活の友人に「大会に行きたいんだけど人数が足らんので付き合ってくれ!」と言われて始めただけのことではあるんですが、これが電卓との出会いですね。(いちおうちゃんと部活には顔を出しましたし、ちゃんと全国大会まで進めたので役割は全うしたとは思っておりますよ。)

僕の場合はちょっと?変わっていますが、普通の方でも例えば売上金額の集計だとか、見積もり金額の確認なんかをするときだと手作業で計算する必要がありますよね。ですから電卓を叩くことも多いんじゃないかと。とはいえ、巷に溢れている電卓はあまり個性がなく、どれを選んでもそんなに変わらないんじゃないかと思っておりました。

でも、ちょっと前にCasioが発表した電卓は実に面白そうなんです。何が面白いって、値段を度外視してこだわりまくった高級路線で勝負しているんです。普通、電卓って買っても数千円台じゃないですか。でも、こいつは三万円近くする電卓界の怪物です。もちろん、関数電卓みたいな専門性の高いものだと高いヤツもあるんですけど、それでもここまでするもはそんなにないじゃないかと思います。

カシオプレミアム電卓[S100]製品詳細 – CASIO

高級感溢れるアルミニウムボディ

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電卓なのにまるでiPhoneなみのこだわりです。切削アルミニウムの筐体と一部のレバーにはキラキラ輝くスピン加工まで施してあるので、見た目の高級感がものすごいことになっています。 AnAnなんかを愛読しているいまどきの女子にマカロンとか食べながら「それって必要?」と聞かれるでしょうが愚問です。こういうこだわりが男心をグッと掴んで放さないのです。

V字ギアリンク&アイソレーションキー

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世の軟弱な電卓はキータッチがよろしくないものが多いです。まるで不慣れなシェフが茹ですぎたパスタのように噛みごたえのない食感とでもいえばいいでしょうか。しかし、S100はパソコンのキーボードに近いキーボード構造になっていることと、キーによって微妙に凹凸の形が違うんですね。間違いなく打ちやすい。キー同士の間隔も申し分なし。こいつはアルデンテだっ!

2色形成仕上げ

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ここまでこだわるのは素晴らしいっ!キーに刻印されている文字はペイントではないんです。2色の部品で構成されているので、どんなに使っても文字がすり減って消えることがないわけです。長いこと電卓を使っていると、やがて見えなくなってくる文字が出てくるもの。こうなるとキーによっては使う人間だけにしかわからない、まるで盲牌モードになってくるものですが、その心配すらもはや無用です。プロ雀士になる必要がないなんて!素敵すぎます。

とまあ、一通り素晴らしいところを褒め称えてみたんですけど、肝心の実機にはまだ触れていないんですよw。こういうのは違いのわかる人間同士でニヤッとするのが醍醐味なんで、手元にあったら楽しいんですけどね。こだわりの電卓、逸品をお探しの方には一つ選択肢に入れるのもありだと思います!

よければまた観てくださいね。それではこのあたりで。merci ♪

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