2019-07-08

ジブン手帳2020年版は書き心地が良くなる?発表がきたよ。

Variety is the spice of life.
-William Cowper

ようこそ。Scriptaをご覧いただきましてありがとうございます。
キサラギ@kisaragi_Virです。

今年も7月となり、早くも折り返しの時期になりました。「来年の事を言えば鬼が笑う」などと諺にはありますけど、そんな鬼でも真顔になって「マジか。」と言いそうなのが今年度発売になる新しいジブン手帳の話題で。

僕を含めてファンからすればどんな進化を遂げるのかを期待しているのですが、早くも情報が公開されていましたのでサラッと紹介します。



ついにオリジナル原紙まで作ってしまった。

はい。今回の目玉は間違いなくこれですね。ここまでこだわるか、と言わせる展開になっています。「THIN PAPER」と呼ばれる新しい素材を「DAIRY」「IDEA」の2種類に採用するそうです。現状でもこの二つには「トモエリバー」という手帳向きの良い素材を使っています。

トモエリバーの良さと言えばまず薄いこと。手帳自体の厚みをスマートにすることができる上で書きやすさを損なわないことが特徴的なペーパーです。その上で紙自体の強度が高く破れにくい。そしてインクの乗りがとても良い、というのがポイントです。

それでも不満は全くないわけではなく、特に消せるペン(俗にいうフリクション系のペン)を使うユーザーからすれば、ゴムを使って消す際にやはり波打ちが出てしまう、などの報告はありました。

対して新たに開発された「THIN PAPAR」はトモエリバーよりもハリのある素材となったためにこういったスクラッチ的に使用した場合でも波打ちしにくい耐久性を実現した、というのが実に素晴らしい。フリクション派には大ニュース、と言えるでしょう。

耐久性が上がった反面、素材としては若干、厚くなるようなのですが、こればっかりは実際に見てみないとわからないですし、おそらくそれで僕がジブン手帳を使わなくなることはないので、とりあえずは朗報といった感じです。

フリクション派以外にもメリットがあるとすれば水性ゲルインクボールペンでの裏うつりが少なくなるそうです。僕は普段、三菱鉛筆のスタイルフィットを使っていて、これといって裏うつりで困ったことはないのですが、厚みが出ることで書きやすくなったり、綺麗に文字が残るのであれば恩恵がありそうで期待しています。

バラ売りの「IDEA」に関しては一足早く7月から販売が開始されるようですので、気になる方はこの夏から新しい「THIN PAPAR」を試すことができるようなのでこれも要チェックですね。

新カバー、新バージョンも随時発売。

少し前まではジブン手帳、というとカラバリや大きさなど選択肢は狭かった印象があると思います。それが去年あたりから一気にグッズのバリエーション等が増えたり、希望の多かった4月始まりバージョンが発売されたりとユーザーの期待に応える商品が続々と発売されております。

なるほど、手帳が売れて売れて売れまくると新しい商品がバンバン投入されるのがよくわかります。いずれクリエイターの佐久間英彰氏には田園調布にジブン手帳御殿が建ち、「ユーザーを魅了し続けるジブン手帳を開発し、今も進化し続ける文具王。佐久間英彰」として情熱大陸に出演するのも時間の問題でしょう。

なんていうのはさておき。今年は新色のペールカラーのカバーがまずは発表されています。これまでのビビットなカバーよりも落ち着いた色合いは女性に人気が出そうなカバーですね。

それと合わせて「DAIRY」だけを管理したライトユーザー向けに「ジブン手帳 Lite Mini」も発表されました。正直、とりあえずはじめてみたい、っていう初心者にはこれがオススメなんじゃないかと思います。

新フォントになりました。

最後にデザイン面でのお話ですね。これは使い勝手の部分には直接影響するわけではないのですが、日々のモチベーションとして大事な要素だと思います。フォントがすっきりしました。

いや、今までのが悪かったかというとそれほどではないのですが、特に仕事使いをする方にはBizではない通常版は若干ラフに思われるイメージのあるフォントだったと思います。

基本として「一冊で全てを管理する」というコンセプトでありますから、プライベートもビジネスも、一冊で管理したいのだけどちょっとデザイン的にラフに感じていた層には響くデザインになっていると感じます。僕もこっちのフォントが好きですね。

今年のジブン手帳も楽しみだ。

といったところでザッと情報を振り返ってみました。発売は例年通りで9月です。使い始めるまでには少し時間があるのですが、僕を含めて手帳にルールを決めているヒトたちは早めに手に入れて来年のイメージを考えましょう。ああ、もちろん、これからデビューする方もぜひ一度、お近くの書店、文具店などで手にとってみてください。

使い方を決めてしまうような書き方をするつもりはないのですが、日々のルーチンワークを管理したり、Todo形式でのタスク消化をしたいのならばとても使いやすい手帳です。今年で4年使って5年目に入る僕が自信を持ってオススメする逸品、この機に試してみてはいかがでしょうか。

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